冬休みに読んだ平野啓一郎氏のエッセイ集『モノローグ』(講談社刊)。
エッセイとはいっても、読み応えのある評論も多くあり、
「『金閣寺』論」なんかは、腰を据えて読みました。
文芸誌だけでなく、新聞や他の雑誌などさまざまな媒体に
発表されていたものをまとめてあるので、ファンとしてはお得な感があります。
時々登場される『京都新聞』とか、普段手に取ることのないものですから…
劇団四季の広報誌『アルプ』に載っていた
「オペラ座の怪人」についてのレビューがお気に入りだったのですが、
5年ぶりに読むことができてうれしかったです。