こないだフランス大統領選挙がニコラ・サルコジ氏の勝利で
幕を閉じました。
相撲好きで有名だったシラク前大統領とは違い、あんまり日本が好きでは
ないらしいサルコジ氏だそうですが、外国のリーダーが交代するときはやっぱり
うちらに対して好意的かそうでないかというのがやっぱり関心事になりますね。
シラク大統領は10年ほど前の核実験でずいぶんと評判を落としましたが、
結局長期にわたって政権の地位にありました。
この前のパリ近郊での騒動なんかのときの「ならず者」発言など、強面っぽい
印象のサルコジ氏ですが、テレビでの討論なんかをちらっと見た限りだと、
クールな感じが人気を集めそうでした。
平野啓一郎氏のブログを見て自分も「おおっ」と思ったんですが、
「第五共和制第六代大統領」という呼称はなんとも格好いいです。
それにしても、選挙の投票率が85%越えっていうのはすごい……
期を同じくして、お隣イギリスのブレア首相も退陣を表明しました。
この数年は、世界のリーダーたちが次々と交代する時期なのかもしれません。
アメリカの大統領選挙も近づいてるし、サミットにまた新たな顔ぶれが
並ぶことでしょう。
ブレア氏が首相になったときのニュースを覚えていますが、
まだ40代という若さに驚いた記憶があります。
イギリスのリーダーで思い出すのはまずサッチャー氏、その次の首相が
名前も記憶にないくらい影の薄い人でしたが、ブレア氏はいかにもさわやかで、
やっぱり外国はすげえなあ、と感心したものでした。
あと、ロシアではエリツィン氏が亡くなったというニュースもこないだあり、
なんだか90年代~00年代前半まで続いた、一つの時代が終わろうとしているの
かな、と感慨にふけっています。
ところで、ロシアのリーダーは「ハゲ」「フサ」が交代で就任するという
有名な法則があります。
それを知った高校生の頃、公民科の資料集で歴代大統領の写真を確認して
笑い転げました。
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