原因不明の頭痛で寝込んでしまった。
さて、唐突に社会学なんですけれども、
マーケティングにおいて、「流行に敏感な人」って何て称するんだっけ。
ていうのが喉の奥に引っかかっていて、ウィキペディアを繙いたら
一撃で解決した話です。
以下、「ウィキペディア」より引用。
イノベーター理論は、1962年にスタンフォード大学の社会学者である
エベレット・M・ロジャースによって提唱された。特定様式が流行する過程において、
その社会を構成するメンバーを分類したものである。
イノベーター(Innovators:革新者)
新しいものを進んで採用するグループ。
彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えている。
全体の2.5%
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、
自ら情報収集を行い判断するグループ。
オピニオンリーダーとなって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。
全体の13.5%。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
ブリッジピープルとも呼ばれる。新しい様式の採用には比較的慎重なグループ。
全体の34.0%。
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
フォロワーズとも呼ばれる。
新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから
同じ選択をする。全体の34.0%。
ラガード(Laggards:遅滞者)
最も保守的なグループ。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。
全体の16.0%。中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。
以上引用より。
……そうそう、「アーリーアダプター」だった。
こういう分類を見ると、「自分は○○かなあ」とか、
「~さんは△△だなあ」なんてつい当て嵌めてみたくなりますが、
あなたはどうですか?
例えば、長期的な「流行」のひとつに、「携帯電話」があります。
自分はどの分類になるのか考えてみると……
私が自分用のケータイを持ったのは同世代の中でも比較的遅い方だったかなあと
思います。
「レイトマジョリティ」に入るかなあ。
これだけ普及していても、ケータイを頑として持とうとしない層もまた確実にいるし、
その人たちは「ラガード」に入るのでしょうか。
…しかし、「(遅滞者)」というのはヒドい…
案外、「イノベーター」は「ラガード」の中から生まれるケースも多いんじゃないかなあ。
個人的見解です。