RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

ベース初心者

10年来ほしかった物があって、この夏ようやく手に入れることが出来ました。

ベースギター、いわゆる「ベース」です。

楽器屋さんで偶々見かけたピグノーズのそれは、

ショートスケールが慣れない手に馴染み、

おまけにボディにスピーカー付きというので一発で気に入りました。

よっぽど買って帰ろうかなあと迷ったのですが、財政難の折

国会の承認が不可欠とその日はそのまま帰宅しました。

しかし、帰宅後「そや。おんなじ商品をインターネットで探せば

もっと安く買えるんちゃうかな」と、

普段家電やらで使っている技法が頭を擡げてきて、

いまから思えばこれが過ちだったのですが、

楽天で検索すると楽器店で見た現物より5000円も安く

販売されていました。

で、喜んでワンクリック購入、首を長くして四日間。

ピグノーズが届き、大喜びで箱を開けたまではよかったのですが、

まず、弦がダルダルでイチからチューニングしなければなりません。

なのに、チューナーをその時持ち合わせていないわ、ベースは初めてなので

各弦がだいたいどれくらいの音なのかよく分からないわで

「適当でいいから合わせておいてくれたらいいのに…」と独り文句を垂れました。

もっとも、音を合わせたところで解決できない問題があって、

恐らくネックが逆反り(弦と反対方向に曲がる)しているのか、

弦高を目一杯上げてもビリビリいいっぱなしで(弦がフレットに当たる)

まともに弾けません。

あれこれいじっていたら、

まさかなんですが、

ぶっといベースの弦を誤って切ってしまいました。ぶちっとね。

この時点でジ・エンドとなり、一時は自力での修復も考えたのですが

・ネックの反り修正

・ぶっとい弦交換

・弦高及びオクターブ調整……なんかを

全部確実にやるのは面倒かつ自信が無く、プロのいるお店に持って行くことに

しました。お金がかかりますが…

向かった先は大手楽器店で、そもそもはじめにこの商品を見つけたところで、

最初からここで買えば確実だったのです。

リペア担当の人はその時不在で、代わりの店員さんが応対してくれました。

「弦はこれで」とライトゲージのやつを持って行ったら

ショートスケールのベースには一般的な弦(ロングスケールのやつ)は

張ってはいかんらしく、じゃあ合うやつだったらなんでもいいです。と

返事したらそれは在庫がないと。

結局、その場で直ると思っていたのに一週間お預けという結果になりました。