↑ワーイ完成した。
私はこないだ買ったベースを含めて計5本のギターを所有しているのですが、
それらの保管についていろいろ考えるところがありました。
普段は彼らを普通のギタースタンド(床に置くやつ)で部屋に飾っていたのですが、
これが意外に場所をとる代物で、
5.5畳の部屋が4.7畳ぐらいに狭まってしまうくらいの嵩張りようです。
まあその程度は仕方ないのかもしれませんが、後ろの方に置いてたアコギを取り出すのが
面倒だったり、普段の使い勝手もあまり良いものではありませんでした。
かねてから画策していたのが、楽器屋さんでディスプレイされているような、
壁に楽器を吊す方式で、
これなら床面積を狭めることなく部屋を広く使うことができます。
壁に直接木ネジで取り付けるギターハンガーも持っているのですが、
やはり壁に穴を開ける(ネジなのでけっこうでかい穴)のがネックで、
しかも部屋の半分はコンクリート壁なので木ネジが刺さらない、という難点がありました。
そこで、いま流行の金属ネットを固定して、そこにハンギングするという
これまた楽器店でおなじみの方式を採用しようとしたのですが、
都合のよいことに、スタンド方式になっている金属ネットを発見しました。
これは実は一般向け商品ではなく店舗用什器なんですが、
天井、床、壁いずれにも加工が要らず、ウチにぴったりです。
そのネットスタンドと、金属ネット用ギターハンガーを購入して出来上がり。
アンプまで上の方に取り付けたので、これで豚児が勝手にゲインを上げることも
なくなりました。
インテリアを何か工夫しようと思ったら、
そのへんのお店の内装を参考にするのが手っ取り早いです。
私も飲食店に入ると密かに内装をチェックしたりしているのですが、
①プロがデザインしているのでハズレが少ない
②お店なので空間に対するコスト意識が反映されている
③営業がスムーズにいくような合理的配慮がなされている
……のが、お店見学を勧める理由です。
前に、雑誌なんかの「モテる部屋」的特集は非日常すぎて私は参考にならない、と
ぶつぶつ書きましたが、
言わばメンズノンノの特集に載ってるようなコンセプチュアルな服が
決してメインストリームとは言い難いように、
ある程度日常生活との連続性を保ちつつそれでいてセンスのある意匠があり得ないものかと
常々考えます。
ところで、店舗用什器のサイトって、見てるとけっこうおもしろいです。