ちょっと興奮しながら書いてるんですけれども、
「青春」はなぜ「青」い「春」なのかが分かって感激しています。
もちろん、「青」はブルー。十代は人生の春だけれども、そこには
ブルーな感傷が必ず隣り合わせている…といった陳腐な解答はありません。
由来は古代中国の五行思想にあって、
物事の要素を木・火・土・金・水に分ける、占いとかでおなじみのやつです。
季節を五行で言うと木=春、火=夏、金=秋、水=冬、(土は「土用」)に
なるんだとか。
で、その陰陽五行には色が割り振られているらしく
木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=黒、となるんだとか。
ここまで書けばもう分かりますが、
人生を始めから終わりまで順に季節に喩えると、
始まりが春=木=青になり、すなわち「青春」になるわけです。
昔、ドラマの主人公だった「蓮井 朱夏」さんとか、
詩人「北原 白秋」さんとかは、この陰陽五行に基づいた命名をされているんですね。