RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

呼称

北摂FP事務所開業にあたって、

ボリュームゾーンを僕のような

低所得層に設定したことに触れたが、

しかし「低所得者」という呼び方はもっとマシなものに

変えられないだろうか。

手取り18まんの僕だって、他人に面と向かって

低所得者のあなた様」とか呼びかけられたら腹が立つ。

ましてやお客様に「低所得」などと呼称するのは

失礼でしかないし、僕自身も格好がつかないので

何か、カッコイイ呼び名を考えている。

こういう場合、手っ取り早いのが

横文字にすることである。

たとえば、

ただの「30歳前後」「40歳前後」という年齢層に

それぞれ「アラサー」「アラフォー」などという呼称をつけることによって

それまで「三十路」などと

どちらかといって暗いイメージしかなかった年代に

新たに「なんか素敵な大人」みたいなイメージを付与することに成功した。

また、

英語の接尾辞「-er.」「 -ist.」なんかをくっつけることにより、

名詞化することは今までによく行われている。

例えば、「付き纏い行為」を「ストーキング」と横文字にし、

付き纏う人のことを-er.をつけて「ストーカー」と呼んだことにより

ひろくこの犯罪行為が一般に知れ渡るようになった。

他にも、何にでもマヨネーズをかけて食べる奇妙な嗜好の人を

「マヨラー」と称することにより、一ジャンルを築いた歴史もある。

これらを参考に、僕も「低所得者」の新たな呼び名を考えた。

単に英訳すれば、 low-income earner

またはlow income personであるが、

先の手法に則って呼称化すれば

「ローインカマー」

あたりになるだろう。悪くはない。

国鉄エル特急に倣って

「エル所得者」なんかもいいかもしれない。

もっと略して

「エル」というのはどうだろうか。

もちろん「Low」のLだが、

ラブのL、リミテッドのLも掛けている。

この調子だ。

「U19」というのも考えた。

手取り19まん以下(アンダー)という意味である。

なんか若々しいしスポーティでカッコいい。

低所得。のイメージを転倒させるために

敢えて「所得は低いけど志は高い」みたいな感じで

「アンビシャー」とか、

「生活は貧しいけど心は豊か」という意味で

「ハートフラー」。

「魂が豊か」で

「ソウルフラー」。

というのもいいと思った。

こういう、ハンデを逆手にとった表現は英語圏でよく見られる。

いいぞ。次々にアイデアが出てくる。

経済的な無政府感を表現して

「エコノミックアナーキスト」、

経済的な無力感を表すために

「エコノミカルアパサー(アパシー)」。

ちょっと長いのが難点だが、社会的なアピールになるだろう。

新たな命名をするということは、

新たな価値を創造するということである。

ますます開業に向けて弾みがついた。