RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

FPに会いに行く 財務相談

FPになるんだ。 と周囲に触れ回っていながら 実は僕は本物のFPの人がどういう仕事をしているのか よく知らない。 なんとなく、 生活態度がだらしなく金の巡りが悪い人に FPの人がカッコよく何かアドバイスして、 巡りの悪い人がイケてる人に変貌する。 みたいなイメージを抱いているんだけれども、 生活態度がだらしなく金の巡りが悪い人というのが 紛れもない僕なので、イケてる人になりたいと思って まずは自分で勉強しよう。 と思ったのがそもそもの動機なのである。 今日はそのイメージをさらに確固たるものにすべく、 前回セミナーで感銘を受けた 1級FPの人に個人的に財務相談を予約したのである。 とことこ大阪へ。 緊張するね。 「あのう、これ僕の家計簿と源泉徴収票です」 「正社員で共働きですか、じゃあそれほど心配ないですね」 「でも年収欄みてくださいよ。これじゃ恥ずかしくって」 「……うーん。まあ、同年代の人に比べて1割くらい少ないだけでしょ?」 僕は正直に自分の年収を伝えたが、 それを貶すわけでもなく現状から冷静に分析を始めた。 さすがFP。 僕(30さい)が手取り18万というと 大抵の人は憐憫やら侮蔑やらの混じった目で見るのだけれども。 「貯金がまったくできないんです」 「うーん、食費が7万って多いですねえ」 「僕はそれほどいいものを食べているつもりはないんですが」 「まあ、共働きだとどうしても外食の回数も多くなりますから」 共働きであることは、やはりどうしても心に余裕ができてしまい つい無駄使いしてしまいがちだという指摘を受ける。 「ウチの生活費(年300万)、やっぱ平均(年250万)に比べて  やっぱ多いですよね」 「うーん、被服、娯楽、日用品費はもう少し削れそうですね…」 僕の浪費癖を指されてそのとおりだ。と頭を垂れる。 僕がさすがだと思ったのが、 豚児の教育資金の貯め方についてのアドバイス。 学資保険を例に出されたのはまあ分かるのだけど、 従来の積立型でなく、終身保険型。みたいな マイナーなやつを勧められた。 説明を聞いて、保険に関心のなかった僕も ちょっと前向きに検討しようかな。という気になった。 それと、住宅ローン返済の計画についてアドバイスを受け、 僕のライフプランは今日でほぼ完成した。 あとはこのプラン通りに生きるだけだ。 上本町からの帰り道、 僕はちょっとイケてる男になった気がした。