こないだ。
午前中までは普段となんも変わらず、
ヒゲを剃ったり会社に行ったり印刷機のトナーを替えたりしてたんだけれども、
まさに「暗転」という表現がふさわしい午後でした。
なんか胸のところがムカムカしてきて、吐き気なんだけれども、
そのときはまあ一過性のものかと思って、
ちょっと体をねじったり楽しいこと(吉野家がオープンしたこととか)とか考えて
みたりして誤魔化してみようと目論んだんだけれども、
どうやら本物だったようで、
そんな攪乱には目もくれず吐き気は着実に僕を支配しつつあり、
会社の人が「こっちのトナーも切れてるよ」なんて言おうものなら
「うぎゃあ。それウェイト。アンティルニューイヤー。」と言い放つ始末。
自立歩行すら覚束なくなった僕は泣く泣く社長に早退を申し出て、
原付を蛇行運転しながら自宅に辿り着きました。
この日は恒例の異業種交流ミーティングが予定されており、
二次会では僕の大好きなカラオケ大会が催されるはずで
真っ先にエントリーしたのも泡沫に消え、
泣く泣く不戦敗の連絡を入れたのです。
みんな、ごめんな……
ストーブを全開にしても悪寒が止まず、息絶える寸前のダンゴムシさながらに
身を固くしていたら妻が帰宅。
マジ最悪……と切り出そうと思ったら、なんと妻まで
全く同じ症状を呈しているではありませんか。
朝の「いってきまあす」がウソのように。
暗黒の午後。
それから僕たちは
嘔吐・下痢・悪寒・発熱・耳鳴り・関節痛の選択肢から
4つを選んで○をしなさい。
といった状態に陥り、冗談抜きで死線を彷徨うといった3日間を過ごしました。
僕が先日、「夫婦は二人三脚ではダメだ」と申したのは
こういう意味からです。
……豚児は、祖父母宅にお願いして隔離してもらい、なんとか難を逃れさせてもらいました。
まだ少し頭痛と下痢・吐き気はとれませんが、食欲は徐々に戻ってきました。
早く元気になりたいです。