なんか賑やかなはずの年の瀬が、
内定取り消しとか、景気後退のあおりを喰らった
暗いニュースばかりでイヤになりますね。
……ていうのは1割ウソで、僕の予言通りに事が運ぶので
自分の中でちょっと鼻が高いというか、
何を予言したのかというと、
僕は昨年巨額の借金をこさえたのですが、返済にあたって
当時の大方の論調は、「戦後最長の景気拡大期」の名残で
今後も景気の上昇局面はゆるやかに続く、というもので、
したがって借金などをする際は、将来を見据えて固定金利が
望ましいという意見がよく見られました(固定金利のメリットには
異論はありません)。
でも僕は、「『いざなぎ景気』越えなんて誰も思ってないし、
土地もITもバブルが弾けたいま、他に金利上昇要因は見当たらん」
と決断して、全額変動金利で借金をこさえました。
そしたらほら、今や「日銀追加利下げ」とか、
借金持ちには朗報が続々じゃないですか。
……しかし、でも景気が良くないというのは
精神衛生上よくないので、どうすれば2009年を好景気で迎えられるか
いろいろ考えているんですが、
先日、週刊誌で衝撃的な論文を見つけました。
その名も「マイナス金利」っていうので、読んでそのまま。
普通、銀行とかに預金をしたら何%かは金利としてちょっとお金が増えるんですが、
マイナス金利だと逆に減ります。ビックリ。
要は、預金とかに課税をして、預金したら損。みたいな状況をムリヤリつくるわけです。
そしたら、当然みんな預金なんかせずに消費に走る→好景気?みたいな。
じゃあタンス預金して現金を隠しときゃいいじゃん。と思っても無駄で、
新券を発行して、旧券(使えなくなる)との交換に手数料をとることで、
現金にも課税したのと同様の扱いをするんだとか。すげえ。
これならみんなバンバンお金を使いますよ。持ってても損だもん。
僕はこれを読んで衝撃を受けたんですが、でもまあ、普通に考えて
こんな大胆な政策が国会を通るわけがないし、
素人の僕でも、
円の暴落とか金プラチナの暴騰とか、そういう大混乱は容易に想像がつくのですが、
でも、借金持ちの身としては、いっぺんやってみてほしい政策でもあります。