2007年も今日でおしまい。
さて、昨日は旧友二人と再会し、
京都で酒を酌み交わしてきました。
同じ大学を出たとは思えない、てんでばらばらな仕事に就いている
三人ですが、自分を除く二人は転勤族ということもあり、
めったに関西で顔を合わせることがありませんでした。
久しぶりの再会は、なかなか刺激的でもありました。
某省庁に勤めているA君は、自らをロマン主義者と名乗るだけあって
以前から洋の東西を問わず古典に精通しているのですが、
いまは『平家物語』を原文で読むのがマイブームとのこと。
社会人になってもそうした趣味を大切にしているのはなんとも敬服します。
また、某政府系機関で働いているB君は、いまの業務…というより「任務」と
呼んだほうが相応しいですが…その内容を聞いて、ハードさにびっくりしました。
なんとも深い人間の業……
彼が語る、達観めいたリアリズムには学生時代から一目を置いていたのですが、
ますますそのリアリストぶりには磨きがかかったように思います。
冬休み、すっかり出不精になった私ですが、たまにはいろんな人にあって、
話を聞いてみるのも大切だなあと思います。