やっぱり学校の勉強は大切ですねえ。
携帯電話料金の明細を眺めながら考えていました。
高校か何かで「自分にもっとも相応しい料金プランを選べ」みたいな
授業があったそうですが、なんともプラグマティックな勉強です。
ただ、料金プランを選ぶこと自体は数値を方程式に当て嵌めれば
そう難しくない作業だと思います。
しかし、いざ実際の請求書の数値を代入して計算しても、実際の請求額は
自分の計算通りにはいかないものです。
なぜかというと、料金プラン―特に割引プラン―の仕組みは
非常に複雑になっていて、そのところどころに落とし穴があるからです。
騙しのテクニック―というと聞こえが悪いですが、実際そうとも
勘繰りたくなるほど、ユーザーに勘違いを起こさせやすい文言が並んでいます。
まあ、今日はそれでひとしきりパンフとにらめっこしていたわけですが……
紛らわしいのが、見出しに「○○!」と大きく謳ってあって、
下の方に目立たないように「※1 ~」と、制限事項が記されてあったり。
また、そこまでいかなくても、相対的に重要であろうことを
他のどうでもいい当たり前のことと並んで書いてあったりすれば、
見落とす率は高くなります。
最近、「~ができる人がいれば教えて欲しい」なんてエントリが多いですが、
月々の料金明細を合理的かつ「簡潔に」説明できる人は一体どれだけいるのだろうか?
ところで、私は計算の結果やや高めの料金プランを選択していたことが分かり、
もうちょっと下の、自分の使用量に見合ったプランに変更しました。