退職の辞令をもらいに
本社に行ったんですが(1年ぶりくらい)
そこでまさかと思う人たちに出会ってびっくり仰天しました。
一人は昨年度まで勤めていた支社でご一緒したTさんで、
本社になんか用事でもあるのかしら。と声をかけたところ、
自分と同じ用事だとか。
それを聞いて目が点になったんですが、というのも
自分よりも年下でもあるし、とても仕事をお辞めになるような理由が
見当たらなかったからです。
聞けば、再び大学で勉強するため、仕事を変えるんだとか。
おまけに、遠くに旅立たれるらしく、寂しさを覚えずにはいられませんでした。
しかしながらそんな、いまの安定した立場を抛って
新たなことにチャレンジする意欲には、敬服してやみません。
もう一人も同じく、前の支社でお世話になった方でした。
自分の未熟ぶりをえらく叱咤されたのを憶えていますが、
せっかく、一人前に鍛えようと手取り足取り指導した後輩が
職を辞すと目の前で宣うのですから、
その心情も複雑なものがあったかもしれません。
交錯する人生の瞬間、3月31日でした。