みんなで分担してやりましょう。という
僕の連絡を営業の人たちが悉く無視するので、
結局全部自分独りでやる羽目になった。
似たようなことを数えると
これで50回目ぐらいである。
もう慣れっこになった・・・訳ではなく、
38回目でも51回目でも
やっぱりそのたびに深く傷つくのであり、
回数を重ねたからといって平気になるものではない。
今日もお昼休憩もなしで働きづめである。
疲れた。
そんな僕にさらなる追い打ちをかけたのが、
昨晩耳が痛いと言ってほとんど寝てくれなかった豚児。
これは明らかに中耳炎に罹患しているのであり、
耳鼻科に連れて行かなければならない。
きつい。
また夜10時コースか?
帰宅後すぐに豚児を拉致、
返す刀で耳鼻科に向かった。
チャリの荷台で泣きわめく豚児、
必死にペダルを漕ぐ僕、
傍目には誘拐犯にしか見えない。
しかし、ななななんと、
いつも二時間待ちの耳鼻科、
今日は到着してすぐに診て貰えた。
僕がそんなに悲愴感丸出しだったのだろうか。
ともかくも厚意に感謝である。
でも疲れた。
このまま寝よう。