RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

一点の曇りなき

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今年いちばん楽しみにしていた、と言えば大袈裟かもしれないが、

でも本当に楽しみにしていたのであった。

一緒に仕事をしていた会社の同僚どうしが、

めでたく結婚。することになり、その結婚式に呼んで貰えたのである。

いわゆる社内恋愛だが、僕は巷で聞くほど

実際に見聞きしたことはない。案外、珍しいのではないだろうか?

僕は素敵だと思った。

ステークホルダーという点はともかく、

家族以上に顔を合わせる時間も長いわけだし、

互いに人間性を十分に知る立場にある。

僕は相手の全てを理解できる訳がないし、

する必要もないと思っているけれども、

理解する材料が多いに越したことはない。

今回の新郎新婦、いずれも魅力的な人たちであり、

僕なんかも草葉の陰から心を込めて祝福したいと思ったのである。

果たして結婚式、披露宴は

非を打つつもりは元々無いが、

非の打ち所がない幸福、

一点の曇りなき祝福で充たされた。

こんな素敵な式に呼んで貰って本当に幸せだった。

新郎は国体でもばりばり活躍するほどのスポーツマン、

新婦は「何でもできる」という形容が

これほど当て嵌まる人もいないような器用人、

全てがきらきらしていた。

人間、不思議なもので

「幸せのおすそ分け」という言葉があるが、

僕は上記のような境遇とはまるで無関係であり、

ただ呼んで貰っただけでも

こういう一点の曇りなき新郎新婦の係累の端の端にいる。というだけで

変な幸福感というか、

幸せの連鎖の末端に繋ぎ留めて貰っているような心地がしたものである。

幸せな人をみて僻むのはそれが自分と無関係だからで、

僕は自分と何かの縁がある人はぜひ幸せになってもらって、

ついでに自分もダークなとこから掬い上げて貰えたらと願っている。

無論、自分が誰かの手をとり明るいところに引き上げる方になったら

一番よいのだけれどそれは当分無理な気がする。

今日は朝から休んだ分の仕事を片付けに会社へ日曜出勤。

やっぱり仕事が豪雪の如く降り積もっていた。

午後は写真の印刷など。

妻と豚児は高槻まつりへ出かけた。雨が心配だ。