RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

思考と感情(2)

豚二の友だちが遊びに来た。

「他人と比べるのはよくない」とよく言われるが、

それは正確でなく、本当は

「他人と比べて過剰に優越感に浸ったり心配したりすること」が

よくないのである。

昨日書いた「思考と感情の切り離し」のテーマであるが、

事実は事実として捉えなければならない。感情をそこに交ぜてしまうと

本質が見えなくなってしまう。

何かと比較し検討する。というのは、

物事の性質を見極めるうえでは欠かせない作業である。

何と比較するかも大事であるが。

で、集まったのは豚二と同じ月齢の乳児たちである。

とはいうものの、生後10ヶ月の彼らは

既につかまり立ち、伝い歩きをしっかりした足取りでしており

乳児というより幼児。の雰囲気である。

翻って豚二。

かまり立ち、というより豚二のそれは「凭れ立ち」という感じで

椅子などに撓垂れかかってようやく立っている状態、

しかも立つのはよいが手を離して自力で座位に戻ることが出来ず、

泣いて助けを求める状態である。

他のおともだちは物を掴んで放り投げたり、

両手を叩いてぱちぱちすることができるが

豚二にはその片鱗すら見えない。

つまり手足の協応動作が未熟であり、

神経の発達がまだまだなのである。

・・・というのが客観的な観察から分かったことである。

なのでどうするか。というのを考えて

検診などにも行ったわけだが、

まだどうのこうのする段階ではないだろう。ということで

いまは様子見である。

・・・といろいろ考えていたら、

豚二は豚二で焦っているのか、

昨晩は顔面蒼白でゲロを吐いて始末に追われた。

やれやれである。