3月も半ば。
かなりダーク度が上がっているので
仕事をサボった。
サボって出かけた先は、
乳幼児の食育についての講習会である。
ちょっとしたノルマがあって受講したのだが、
これがなかなか緊張した。
なぜなら出席者のうちで男性おっさんは僕一名、
他は職員も含めて全員女性ママン、
間違えて女性専用車両に乗ってしまったような
場違い感満載で席に着いた。
周囲はベイビーのぐずる声が谺する。
仕方がないのだが講師の先生も二人称を
「お母さん」と呼ぶので
例えば
「○○だと思うお母さん、手を挙げて」
とか、
「3番目の列のお母さんは並んでください」
といった問いかけ、指示に対し
僕が○○だと思っていたり
3番目の列に並んでいたりしても
素直に応じるべきなのか、
あるいは
「はは。あのおっさん『お母さん』なのに手を挙げてるわ。滑稽』
みたいに嘲笑されるのを恐れて聞かなかったことにするのか、
しょうもないことで悩んだ。
これは二人称の問題を責めているのではなく
僕がここに迷い込んだ(ちゃんと意図をもって受講したのだが)
構造上の問題を指摘しているのであって、
それは複雑にして輻輳する構造である。
疲れたが漸く金曜日。
今日も耳鼻科に連れて行かなければならないががんばろう。