去年、『ヘヴン』のサイン会に行ってきて
すごく綺麗な人で驚いたのであったが、
阿部さんの本も『グランド・フィナーレ』のほか
『インディヴィジュアル・プロジェクション』などいくつか
読んだことがあるが、
こちらもクロムハーツの似合うカッコいい作家で、
お互い純文学というジャンルも同じだし
非常にお似合いのカップルではないだろうか。
あと、大ファンである作家、平野啓一郎さんのところに
第一子となる女の子が誕生した。とツイッターで読んだ。
こちらも併せて祝福したい。
ウチの豚二とは同学年となる。
文学界の華やかな話題に続いて急に卑近になるが、
ウチはこのたび
「結婚2222日」を数えた。
サーティワンでアイスを買い求め、ささやかながら
お祝いをした。
それこそクロムハーツに「2222」と彫って貰うなどしたいが
(ムリだろうか?)
ガス湯沸かし器の不調などでそれどころではない。
柄にもなく立ち寄った近所のサーティワンアイスクリーム、
店内は寄り道をしている近所の高校生で一杯である。
深く考えずに入ったため「どれにしようかしら」と
うろうろしていたらおねえさんが試食するやつをくれた。
うまかった。
せっかくのお祝いだしここはひとつ豪華に。と、
こういう感情の持ち方はFP的には忌避すべきものだけれども
「クリスマスなんとか」といったトッピングが施されたアイスを
3つ注文した。一つ390円もする豪華なものである。
「お祝い」とかいう言葉で人間は簡単に数字が読めなくなる。
僕にしては珍しい出費であった。
「アイスはどれになさいますか」
「え」
これは、核となるアイスを自分で選ばなければならないのであった。
当然だが、僕はアイスの種類をよく知らないので
またそこでケースの前を徘徊、もたもたしてしまった。
茶色のくまはともかく、オレンジのうさぎ、緑のパンダ。と
ヘンな動物になってしまったが、
おねえさんは時間をかけてデコレーションしてくれた。
そしてそのアイスはうまかった。
次の3333日記念の日までがんばって生きよう。