先週から最高気温も軒並み30度を超え、
真夏到来の様相であるが
今夏日本は「節電」の要請の下
エアコンも満足につけられない毎日である。
我が家もその要請に応え、というか
そもそも真紅に染まった家計のせいで
おちおち電気代も払えないのでエアコンを切っているが、
僕の勤め先なんかでもエアコンのコンセントが抜かれたりしていて
仕事をする気が起こらない。
これについては少々異論があって、
電気を節約すべし。というのは消極的にせよ同意せざるを得ないが、
「電気代の節約」という動機が伴う自宅の節電と違い、
分かりやすい見返り(たとえば手当が加算されるとか)のない
職場の節電にはどうにも積極的に取り組みにくい。
本来使用したはずだった電力を節約することによって
何か別の物をくれるとか、
節電量に応じて何か得をするようなインセンティブの働かせ方を
考えるべきだと思う。
お金がないなら「~賞」とかの名誉でもよい。
普段から総務課の人に多いタイプだけれども、
「コピー用紙節約!」とか
ひたすら社員のモラルに訴え、根性論で
消耗品を節約させようという人がいるが、
僕自身が不道徳なせいか、
こうした修行僧のような方法にはあんまり賛成しない。
ただ「うっとうしいなあ」と思うだけである。
僕はそのへんシンプルかつシニカルに、
節約した人は得をする。
無駄遣いをした人は損をする。
・・・という経済人スタンスをとっていて、
詳細はともかく道徳ではなく経済原理で接するようにしているが、
節約人にも無駄遣い人にも一律にモラル向上を訴え
節約してもさも当然。みたいにすましている道徳人の人よりも
よっぽど平等だと思うのである。
なので、僕の案
「一日にかいた汗の量に応じてボーナスの比率を増減させる」
を社長に提案してみようと思う。
今週はボーナス支給である。