寒いね。
妻が厄年のお祓いをしてもらうというので、
上宮天満宮に連れて行った。
午後は豚児を図書館に連れて行った。
昨日のエントリで
「サボる」という言葉を使って、
不意に「日本語って優れてるなあ」と思ったのだけれども、
勿論、
「サボタージュ」という外国語(名詞)に「~る」をつけて
動詞の活用をさせることである。
日本語以外でこういう変化が可能な
言語があるのかどうか知らないけど、
「サボる」というのは実に柔軟な動詞の活用形である。
元々日本語には
名詞に「る」をつけることで強引に動詞活用する機能があって、
「サボる」もこの発展形であるけれども、
他にもいろいろ例に挙げることが出来る。
「パクる」というのは一説には「packen」というドイツ語が
由来であるという。
「アジる」というのは言うまでもなく「アジテーション」の
アジである。
たまたま思いついた上二つを見ると、なんとなく
政治活動というか、新左翼のにおいがするんだけれども、
動詞ではないけれども
「ゲバ棒」(ドイツ語のGewaltに由来)みたいに、
やっぱり学生運動をやってたインテリの人が作った言葉が
たまたま人口に膾炙したものかもしれない。と考えたりした。
符丁というか、隠語みたいな言葉が一般に広まった例は
数え切れないが、普通に口にしている言葉が
実は後ろ暗い背景があったりして、実に興味深い。
こんなことを考えているヒマがあったら社労士の勉強をせねばならん。