僕のせいもあるんだけれども
豚児は人付き合いの範囲が狭く、
日中はずっとAKB48の動画を
ユーチューブで眺めている、という
3歳にして「おたく」のような生活をしている。
そんな僕らの逼塞した状況を憂慮して、
ラガーマンのH君が屋敷に招待してくれた。
ラグビー関連の催しも多いいまの時期に
呼んで貰ったのは有難いやら申し訳ないやらである。
「おたく」ではなく本当の「お宅」だが、
お宅はつい昨年に購入された新築物件らしく、
価格が一瞬下がった隙に契約締結、という
プロ顔負けの早業で射止めたとのことで
これはさすがスポーツマンの嗅覚のなせる業だろう。
この新居で彼とご家族は平和な家庭を築いている訳だが、
ご息女が豚児と同い年ということであり、
今日は豚児は楽しく遊ばせて貰うことが出来た。
おたくの豚児と雖も、
やっぱりおともだちと遊ぶのは楽しいのである。
ご息女のYちゃんは穏やかな子であり、
豚児が断りなく勝手におもちゃをとったりすることにも
寛容だった。ので好き放題に豚児は遊ばせてもらっていたが、
親としては気が抜けないやらで、
豚児には社会性を学んでいってほしいと願うばかりである。
また、ご子息も間もなく1歳になろうとするところであり、
こちらは弟誕生に向けてのイメージトレーニングになった。
僕も含めて豚児も、
ほかの子と関わることはだいじだなあ。と思った。
明日から大阪では小学校の3学期が始まる。