毎晩豚児と共に眠りに落ちてしまうので、
日記を書いておかなければならない。
「日本人はホント、ブログが好きだな!」と
外国人の目には映るそうだが、
その通り、古くは
土佐日記なんかに代表される
「日記文学」なんてジャンルもあったくらいで、
メジャーな名作がすぐ思い浮かぶ。
近代では永井荷風日記とか、
谷崎潤一郎日記とか、
有名作家は必ず日記を遺していて
これは貴重な文献であると同時に、
高い文学性をもつものも少なくない。
僕もそれに気づいてからは出来るだけ
公共のインターネットスペースに日記風ブログを
書き記すようにしているが、
これもこの時代に生きた一大阪人の
生活の記録を後世へ遺すためでもある。
今日の記録はこうだ。
「大暴れする人間と小一時間格闘した。
お気に入りの別珍のジャケツがよごれてしまった。
着ていくんじゃなかった。クリーニングに出さなければならない」
実に詩的であった。