RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

自転車のパンク修理

「大人の男の3箇条」というのがあって、

これは僕が策定したんだけれども、

1,蛍光灯の交換

2,水道パッキン交換

3,タイヤのパンク修理

…という3箇条である。

これらができればまあ一人前の大人というか、

頼もしいなあというところなんだけれども、

僕は辛うじて1,が出来る程度で、

2,は自宅の洗面台を直したことがあるだけだ。

3,については自転車屋さんに外注して済ませていたのだ。

しかし、これではいつまでも3分の1人前の男、

すなわち大人年齢10歳と、

実年齢との開きがかなり出てきたのでこれはまずい、

と一念発起して

会社の駐輪場に放置されている自転車で

大人への階段を上ろうとしたのだ。

駅前の百円均一量販店で

「タイヤ修理セット」を購入した。

これはチューブにぱっちんするシールと

ゴムのり、そしてヘラみたいなのがついている。

僕は自転車をひっくり返して作業に取りかかった。

まずはチューブを外さなければいけない。

これが結構めんどうな作業で、

途中からはするする抜けたけれども

最初なかなかタイヤから外れなくて苦労した。

で、バケツに水を張ってチューブをつっこむ。

自転車屋さんがやっているアレだ。

一部ずつチューブを順番に水に漬けていくと、

分かりやすく気泡がぷくぷく出る部分があった。

これだ。

僕はチューブを引き上げると

ヤスリで当該箇所をこすり、

ゴムのりをぬったうえで

シールをぺったん、

ハンマーでこんこんして固定した。

これにて補修完了!

しかし、一番苦労したのが

ハミ出たチューブを元に戻す作業、

これに難渋した。

なかなかタイヤの内側におさまらない。

へらでぐりぐりやりながら大汗をかいた。

手がちょっと痛くなった。

が、これで放置自転車は無事、

僕の手によって生きる喜びを得たのである。

「マクシミリアンⅢ世」と命名した。

しかし、これらパンク修理を

近所の自転車屋さんは800円で施してくれるが、

僕はこれを

安いと思った。