シンケンジャーショー　イン　ひらかたパーク

親切な人に「ひらかたパーク」の入園券をいただいた。この３連休は豚児の大好きな「シンケンジャー」ショーが催されるのでラッキー。大喜びで観に行ってきました。

しかしこの日大変なことが起こり、僕はショーが始まるまで心配でしょうがなかったのですがそれは、１０日（日）放映の回で、なんとシンケンジャーのシンケンレッドが実は影武者で、本物の「殿様」は別に存在していた、という驚きの事実が明らかになったからで僕は仰天。本物の「殿様」は実は姫様であり、そして長い戦隊シリーズ史上初めて、女性の「レッド」が誕生するという歴史的な回だったのです。影武者であり、殿様の地位を追われた主人公はこの回、意気消沈して彷徨い、半ば放心状態で外道衆と剣を交えるという悲劇的な結末で、おいおい今日のショー出演は大丈夫か？？と本気で僕は心配していました。僕はこのレッド、クールで声も渋いしかっこいいけどやっぱ殿様だしなんか偉そう。という理由であまり好きではなかったのですが、この回の放送に関しては「殿様じゃなくなったら、なんにもねえな…」を湖に映る自分の顔に向けて呟くシーンがなんとも哀れで同情していました。

しかーし、さすがシンケンジャー。僕のそんな心配をよそに、ひらパーに猛然と現れ、外道衆を退治してくれました。もちろんレッドは旧レッドです。以前デパートの屋上で観たときと違い、ここはショー専用の設備もあるためか外道衆のおっちゃんが延々観客を煽るコミカルなストーリーではなく、プロットもより本物の番組に近く、演出もメタルテープが飛んだり凝っていました。また、サイン会も実施されるということでこれは僕一人ならたぶん必ず並んだと思いますが、グッズ購入者のみ参加可能とのことで今回は見送りました。豚児はシンケングリーンが好きなのですが、登場すると「みどりー！」と緑色の声援をかけていました。しかし、シンケンジャーは「侍戦隊」というだけあって、殺陣の完成度はさすがで見応えがあります。実際のアクションも手抜きがなく、さすが東映。時代劇の伝統がある日本ならではの戦隊ショーです。