クリムト、シーレ ウィーン世紀末展
天保山のサントリーミュージアムで開催されていた展覧会
「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」に行ってきました。
今日で最終。
クリムトの絵が大阪で見られるなんて!
代表作「パラス・アテナ」も本邦上陸です。
これは是非行かんと。とひさしぶりに美術館に足を運んだ僕。
会期も終わり近いのですが結構たくさんの人が来ていて、
しまった度の強い方の眼鏡をかけてくればよかった。
絵によっては人集りの向こうから眺めるものもあって、
なかなかの賑わいでした。
「パラス・アテナ」も生で見てきました。
クリムトの絵ですが、あのどぎつい官能的な絵は少なく、
「牧歌」「『悲劇』の寓意」など、
繊細な絵が多く展示されていました。
また、エゴン・シーレの絵でお目当てだった、
自画像(たくさんありますが)もあり、
これは芥川賞受賞作の小説表紙に用いられていた絵なのですが
こちらも発見し間近に仰ぎ見ることができてうれしかったです。
また、それ以外で収穫だったのが、
「ウィーン工房」の作品がいろいろ展示されていたことで、
僕は広告とかの商業芸術が好きなんですが
ここでもポスターとか、絵葉書とかそういうのがあり
なかなか渋かったです。
さて、いろいろ意欲的な展覧会を開催しているこのサントリーミュージアムですが、
最近「平成22年末で閉館」のニュースを耳にしました。
勿体ないことです。