RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

死神の便意

下ネタが苦手な人とか、現実から目を背けたい人は

今回のエントリは読み飛ばした方がいいのだけれども、

お風呂で。

僕は仕事、豚児は保育園で互いに多忙な日々の中、

僕らが唯一親子で団欒できるのがおフロタイムです。

いつも、豚児は部下にもらったおフロ絵本や、

豚が象ってあるボディソープの入れ物なんかで遊んで、

僕はオープン戦のことなんかをぼうっと考えているのですが、

いつものように豚児が豚の入れ物で遊んでいて、

僕はオープン戦のオーダー(オリックス)のことを考えていたら、

湯船の底に何か沈んでいるのが見えて、

あ。おもちゃが沈んでいるな。と気づいて、

でも僕は豚児に水に慣れさせるという意図もあって、

安易におもちゃを拾ってあげたりしないので

(顔に水がかかっても平気な子にしないと水泳が苦手になる)

そのまま放置しておいたのですが、

豚児が一向に拾おうとしないので、

しゃあないなあ。と重い腰を上げたら、

アンパンマンともニモとも違う、

なんかどす黒い、ざらざらしたように見える物体で、

つまり、

豚児のうんこでした。

僕は近眼のため、僕から30cm以上遠くにあるものは

ぼやけて見えないのです。

まあ、一般人はここで悲鳴の一つも上げるんでしょうが、

僕は今までに数多の修羅場を乗り越えてきた苦労人です。

僕におもらしやゲロ等を始末してもらったチャイルドの数は

十指に余りあります。

僕は悲鳴を二つほど上げたあと、

手桶を手に、鷹揚とうんこを捕獲しようと試みました。

ところが。無生物であるはずのうんこは、

まるで意思をもっているかのように僕の手桶を

するりするりとかわし、湯船の中を逃げ惑うのです。

そうこうするうちに段々と形が崩れ始め、

さすがの僕の顔にも焦りが見え始めた頃、

ようやく手桶の中に収まりました。

不幸中の幸いだったのは、豚児が丸一日便秘気味だった果てに

放たれた固形のうんこだったことで、これがもし、

下痢便だったら・・・と思うと、背筋が寒くなった僕でした。