RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

29歳の辞

僕はなんたる果報者やろか。

めでたく29歳の誕生日を迎え、感慨に浸っていた僕ですが、

そんなぬるま湯気分の僕を襲った大事件。

当ブログでもおなじみの異業種交流会メンバー、

第二地銀のN君、不動産営業のT君、NPO法人のK君が顔を揃え、

和民で気炎を上げておりました。

店内に「バースデー特典」のお知らせがあったので

「あ、オレ該当者かも」と僕。

「あーそーだったんだー」

「そーなんだよ」

という些細なやりとりの直後に、

巨大なプレゼントが忽然と、にゅにゅっと登場するとは、

その時の僕は全く思い至りませんでした。

つまり、まんまとハメられたわけですが(もちろん良い意味です)、

ネタを明かされたあとに改めてその日一日を振り返ってみると、

確かにNTK君たちの行動には不自然なところがあったといえばあったのですが、

その瞬間に僕は微塵も不自然さを感じず、全く普段と変わらず過ごしており、

その最中にも僕は確実にドッキリに向かって誘導されていたのであり、

ドッキリだと分かって初めて、それらの行動に不自然さと意味があることに

気づかされたのです。

つまり、鈍感ということです。

僕は以前、会社ぐるみのドッキリに遭ったことがあり(ここでは全て良い方の意味です)、

そのスケールは壮大で、

もちろん全てが終わった後にドッキリだと気づかされたのですが、

期間も人数も大規模なもので、

部下も仕掛人の台本通りに僕を欺き、

何週間にもわたって僕の目の前で秘密裏に進められたというドッキリに、

僕は全く気づくことなくめでたく丸々ドッキリを喰らうことになりました。

これはしかし、危機管理という点では最低で、善の計画だったからよかったものの、

もしこれが悪の計画で、僕を破滅させようというドッキリだったら、と思うとぞっとします。

(冗談ですが)

この時もそうでしたが、仕掛人さんの手腕の見事さには

僕は賞賛を惜しみません。

そして今日。

またまた僕は善のドッキリを丸々喰らい、幸せな気分でいっぱいです。

ここ何年も、

どこに行っても、僕の周りにはなぜかいつも最高の人たちがいます。

なぜかは分かりませんので、これは幸運としか言いようがありません。

これは何物にも代えがたいことです。

僕はドッキリを仕掛けるほどの器用さはありませんが、

せめて僕の周りの人々の幸福を日々祈るだけでもできるかな、

いや、しよう。と

心に誓い29歳の所感と致します。