廃虚写真「まねされた」と提訴
……ミクシィのニュースでびっくり。
記事を読んでみると、敬愛する丸田祥三氏が、
小林伸一郎氏を相手に提訴したんだとか。
遙か以前のエントリにもあるように、僕は
彼ら廃虚を被写体とする写真家のファンで、
丸田氏の写真集も持っているし、
小林氏の写真展にも行ったことがあります。
この一件は、丸田氏の写真の構図に後発の小林氏の作品が酷似している、
つまり「パクリ」ではないか、ということです。
ファンでありながらそんなことを考えたこともなかったです。
僕は問題の作品をよく見ていないのでなんとも言えませんが、
写真の性質上(人跡未踏、というか人々から忘れ去られた廃虚を撮る)、
作品が似ていればそれは高確率でパクリなのであって、
この件は正直モヤモヤが晴れません。
ただ、「パクリ」を立証することの難しさはこれまで数多の裁判で示されたように、
納得のいく結論というのは出にくいです。
当の二人は二人ともファンだっただけに、ショックな出来事です。
うーん…