年度当初に社用車の運転係に名を連ねたばかりに
本当に社用車を運転する羽目になってしまった。
単なる名義貸しくらいに思ってたんだけど……
まさか社用車を転がす用事ができるとは思ってなかった。
それも自分のじゃなくて、営業部の人に
「NTTに行って公衆電話を10台借りてきて」とかいうよく分からない
用事を頼まれて、「マジかよ」とぶつぶつ呟きながら本社に車を借りに行ったのでした。
本社ではアルコールチェックまでされて、なぜか管理が厳しいのと
自分がストローで呼気を吹き込む姿の間抜けさ具合がなんとも悲しかったのですが、
とりあえず鍵を借りて駐車場に案内してもらいました。
なんで車一台運転するのにぶつぶつ言うかというと、
単にここないだの決算の後、売掛金がまだ70件も!残ってて始末に忙しかったのと、
単に自分がペーパードライバーで、
会社の大切な車を無事転がすのに自信がなかったからです。
僕は運転は下手ですが、嫌いではなくむしろ好きな方です。
でもそれはあくまで自分の乗り慣れた車で、走り慣れた道をドライブすることに
限ってです。
社用車はよくある商用車の、軽の1BOXタイプのやつでしたが、
商用車てみんなこんなんなん?ものすごく運転しづらい。
ハンドルの下になぜか柱みたいなのがあって、ものすごく邪魔。
足がひっかかる。
ATのシフトレバーが前のコンソールにあるのは珍しくないけれど、
ミッション車よろしく右左にカクンカクンしないとシフトチェンジできない。
バックできない。
ストレスを感じながらなんとか辿り着いたNTTは、
狭い地下駐車場を案内され、車庫入れの下手な僕は泣きそうになりました。
また頼まれるかもしれません。