京セラドーム大阪にクライマックスシリーズ・パ
第1ステージ二戦目を観に行ってきました。
もちろん、オリックス・バファローズの応援です。
前日土曜日に既に日本ハムはダルビッシュの前に一敗喫していて、
もう後がない昨日日曜日の二戦目でしたが、
15勝のエース小松が登板するというのもあって、期待して電車に乗りました。
大ファンですし。
相手の日ハムの先発は藤井です。
結果的に負けてしまったんだけれども、さすが毎年プレーオフで
戦っている日ハムの貫禄勝ちというか、経験の差が如実にあらわれた試合でした。
今季3勝しかしていない藤井なら打てるだろう、とタカをくくって応援していたんですが、
さすが元ヤクルトのエースです。2001年に近鉄がやられた悪夢がそのまま
甦ってきました。序盤は3者凡退の山。
梨田監督の采配はこの日神懸かっていたように思うのですが、
藤井の先発起用といい、久しぶりにお目にかかる坪井が4安打の大活躍といった、
素晴らしい選手起用でした。
反面、こちら大石監督はこの日に限って冴えがみられなかったかもしれません。
左投手だからとはいえ、前日に3安打して好調の小瀬を使わずに
あえて浜中を5番に起用したことは試合前から不安でしたが
悪い予感は当たるもので、守備に連携がとれずにミスが出るわ、
無安打に終わるわで全く見せ場がありませんでした。
ちなみに途中出場の小瀬はしっかり四球を選ぶなど仕事をしています。
一輝起用も、2安打したものの結果的には走塁ミス、エラーなどで
必ずしも当たりではありませんでした。
前日に守備で活躍した大引がスタメンでなかったことも微妙に
この日の守備に影響を与えていたように思います。
ただ、上の一輝が1番でスタメンに名を連ねたのは個人的にとてもうれしかったです。
まあ、ファンだからなんですが、
この人は5~6月の、オリックスが一番しんどいときに、
目覚ましい活躍を挙げてチームを救ってくれました。
けが人も出る中、いろんなポジションを引き受けてがんばってくれたことが
とても印象に残っています。
でも、けが人の復帰や清原の出場によって8月以降はまた
姿を消してしまっていました。
その人が、シーズン最終戦(になってしまった)、スタメンとして
最後に勇姿を見させてくれたのは大石監督の粋な起用のおかげだと思います。
テレビで解説の人が、「一輝は人の何倍も練習して……ようやくつかんだレギュラー」
みたいな話をしていて、
確かに有名選手ではないけれども、ひたむきさみたいなものを感じて
応援したくなりました。
昨日3塁まで無理して走ったのも、そんな必死さがつい出てしまったからかもしれません。
ひさしぶりに野球を生で観に行ったのですが、
プレーオフということもあって球場は大盛り上がり。
負けた後、ライトスタンド(オリックス側)から「がんばれがんばれファイターズ」の
声援が起こったのは本当にいい光景でした。
また来シーズンも応援します。