RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

近くて遠い場所

人にはそれぞれ

買い物のスタイル

というのがあると思いますが、

私が好きなのは

郊外型のショッピングモールをうろつくことです。

滋賀県にあるビバシティ彦根

あれは私を育んでくれた聖地です。

本も、CDも、靴も、洋服も、眼鏡も、食料品その他日用品全般、

みんなあそこで買っていました。

ボーリングもしたし、カラオケも歌ったし、クリーニングもそこでした。

さて、そんな趣向の自分にとって、

行きたいけど諸般の事情で6年間行けなかったショッピングモールが

あるんですが、

今年ようやく解禁になり、親子三人でチャリをウキウキ転がしてきました。

階層の「二極化」ということが常識になって久しい昨今ですが、

私は「専ら買い物は駅前のデパート 層」と、

   「着ている物の上下がジャスコ 層」の

二つに分けられると考えています。

あるいは、

   「日清のカップヌードルを食べる 層」と、

   「トップバリュのヌードルを買う  層」とも

言えます。

当然私はどちらについても後者なのですが、それにしても、

昨今のショッピングモールはよくできていて、

非常に満足する買い物ができるように思います。

そうした大型店舗の出店によって、「駅前商店街の空洞化」なんかが

批判されたりするんですが、

私はこうした見方についてあまり同意しません。

むしろ、大店法の規制をさらに緩和してもよいくらいだと思っています。

というのも、

①郊外のショッピングモール進出は、駅前への一極集中を防ぎ、

 人口の平準化をもたらすのではあるまいか?

…という提案、

②いわゆる地元商店街の「シャッター街化」と、ショッピングモール出店との

 因果関係は立証されているのか?

…という疑問があるからです。

特に①に関しては、徒歩生活圏における消費生活の衰退化を招く、といった

危惧から「シャッター街化」が批判されるのですが、

駅前商店街を徒歩で利用するのは駅前に住んでいる人だけ

なのであって、こうした意見が正論として述べられることが、郊外住まいの自分としては

不愉快ですらあります。

②に関しては、商店街とモールをつい二項対立的に扱ってしまうからなんですが、

実感としては、モールの進出が逆にその地域全体の経済の活性化に繋がるのではないか、

とすら考えています。

個人的には、茨木のマイカルのようなお店がもう一軒近所にできてほしいんだけれども…