前の会社の歓送迎会に寄せていただきました。
懐かしい人たち(まだ退職して3週間ですが)に会えるのはもちろん、
夜の街に繰り出すのも何ヶ月ぶりかとあって、
ワクワクしながら阪急電車に乗りました。
さて、いつもこの社の宴会では
芸能担当の方が凝った出し物をしてくださるのですが、
今回もまた非常に秀逸なネタで、笑うやら感心するやらでした。
旬なお笑いネタのなかに、職場の人間関係や上司への風刺などを織り交ぜて
再構成しているのですが、テレビのパロディの域を超えて
それ自体が独立した芸として成立しているのが見事です。
また、初めてお目にかかった新入社員の人もいたのですが、
この人がまた自分が作詞・作曲した「オリジナル曲」を歌うということで
驚愕しました。
「オリジナル曲」を歌うというのは、曲の相当な完成度と自信がないとできません。
目を、いや耳を凝らして聴いてみると、これがまさにその要求を満たすだけの
完成された歌で、ひたすら感心しきりでした。
素人の歌というのは得てして冗長になりがちなのですが、
この曲はそこここにリズムもハネていて今風というか、歌詞も癖がなく
素直に「いい」と思える曲でした。
そんな素晴らしい才能が集う前の会社は、小さいながらも本当に優れたところだったんだなあと
今更ながら感慨に耽っていたわけですが、
自分も新しい会社を盛り上げるべくがんばらなければいけません。