いま、小中学校の卒業式で一番よく耳にする歌が
「旅立ちの日に」
でしょう。
サビ→大サビに至るドラマチックな構成と、
うまく歌詞のフックが合っていて、
個人的にはよくできた曲だなあと感心しているのですが、
この歌を作ったのが地方の公立中学校の教師というのがまた、
驚きです。
「旅立ちの日に」誕生のストーリーはそれはそれで感動的なものですが、
そうした背景もこの曲の広まりに一役買っていることでしょう。
さて、そんな名曲はいろんなところでカバーもされているのですが、
最近新たに二曲のカバーを耳にしました。
一つはこれ↓
も一つはこれ↓
MARIAというグループの方は、「ZONE」のサウンドを彷彿とさせますが、
実際、ZONE解散後に旧メンバーが結成したグループだけあって
音作りの傾向もよく似ています。
キラキラしていても、衒いのないポップス調のアレンジはこれはこれでよく
原曲の雰囲気を生かしていて、好感が持てます。
加えて、ZONEの時もそうでしたが、癖のないストレートな歌い方というのが
曲のメロディラインをクリアに際立たせています。
……ヘビーメタル好きがガールズロックを語ってしまった……
redballoonの方は、敢えてドライに仕上げているのが評価の分かれるところでしょう。
自分も無事「卒業」が叶いますように……