今日は珍しく有給休暇をとって
行った先はといえば市役所です。
平日に休みがあると、どうしても病院や銀行、
あるいは公的機関への用事を優先させてしまいますが…
何をしにいったかというと、「住基カード(住民基本台帳カード)」を
取得するためです。
ご存じの通り、我が国では4年ほど前に
住民基本台帳ネットワークが稼働しはじめました。
「全国どこの役所でも自分の住民票がとれる」といった触れ込みにはあまり
ピンと来なかったのですが、今回わざわざシステムを利用しようと思ったのは、
「公的個人認証サービス」のせいです。
来年度、「e-tax」(税関係の申請がオンラインでできるシステム)を使って
確定申告をしようと目論んでいます。
eタックスをご存じない方のために……
「えっ税務署に行かなくてもインターネットで確定申告ができるの。
便利じゃん。早速ダンナに教えなきゃ」というそこの貴方は、
いまのうちに住基カードをまず取得されておくことをお勧めします。
自分も当初eタックスを知ったとき「えっ便利じゃん」と
飛びつこうとしたクチですが、便利さの割にはまだ一般にはそれほど
認知度が高くないサービスです。
なぜマイナーかというと、恐らくそのシステムの難解さと面倒さに
あると思います。
そりゃ大切な税金のことだから個人情報保護なんてことを
声高に述べ立てたくなる気持ちも分かりますが、それが昂じて
えらくややこしい段取りをふまなくてはいけないようです。
同じように、以前自分の家の登記簿謄本をネットで取得しようと思って
挫折したことがありますが、それも恐ろしく手間のかかる代物でした。
正直、自分は相対的にパソコンもネットの知識もある方だと思うのですが、
一体どんな層をターゲットにしたいのかさっぱり分からない公的機関の
ネットサービス。
で、長くなりましたがこうしたサービスに欠かせないのが
これをネット上で使えば、ネット上での身分証明として
リアル世界の運転免許証のように通用するという代物です。
これを今から試してみます。
関係ないですが、住基カードは顔写真付き・顔写真なしどちらかを
選ぶことが出来ます。せっかくだから写真付きにしました。
カード発行手数料500円、電子署名発行手数料500円、
計1000円です。お暇な方はどうぞ。