楽しみにしていたM-1グランプリを観て、昨晩も大笑いしていました。
麒麟の敗者復活が叶わなかったのが残念でしたが、
他のコンビも十分面白かったです。
結果は、まあ妥当かなあというところですが、
割とオーソドックスな形式の漫才が勝ち残った感じがします。
決勝の前半は比較的凝ったスタイルの人たちが多く、
オリジナリティとレベルの高さは頷けるんだけれども
やや敷居の高さを感じました。
スタイルやネタは正統派ながら、素直に引き込まれる笑いがあったように
思います。
ダイアンも、個人的には結構面白かったと思うのですが…
キングコングの人たちは、やはりそのテンポが秀逸です。
ただ口上の速さばかりが評されていた気がしますが、
単に早口で受け答えすればよいというものではなく、
見せるための間の取り方が随所に工夫されていたんじゃないかなあ。
自分もよく会社でプレゼンをする機会がありますが、
内容はともかく実際のプレゼンの場ではこうした
テンポとか間合いとかを相当に意識します。
お客さんを飽きさせず、いかに注意を向けるか。
漫才はそんな勉強にもぴったりです。