RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

ラルクアンシエル『KISS』を聴く・tetsu結婚

まるでNEWアルバム発売とタイミングを合わせたかのような

ラルクアンシエル tetsuの結婚発表でした。

公開された2ショット写真を見ると、まるで38才とは思えない若さのtetsuです。

一ファンとしてもめでたく思います。

何を隠そうラルクアンシエルの皆さんは同郷の先輩で、

高校が同じだったりメンバーのご実家もうちとご近所であったりする誼もあって

昔からファンなのですが、なかでも一番リスペクトしているのが

話題のtetsu氏です。

ラルクアンシエルは固定したコンポーザーがいるのではなく、

メンバーのそれぞれが楽曲をつくるバンドです。

で、それぞれの楽曲に個性があるんですが

私が一番好きなのがtetsuのつくった曲です。

tetsu曲はなんといってもメロディラインが美しい。

今回発売されたアルバム『KISS』にも、「砂時計」「海辺」といった

tetsu作の曲が収められていますが、やっぱり良かったです。

陳腐な評価を与えるなら、叙情性があるとか、ドラマチックとか……

これらの曲を聴いていると、5年前のtetsuソロワークスのアルバム

「sweet November」を思い出します(これも11月!)。

これらを聴き比べてみると、関連がよく分かります。

現時点で日本最高のベーシスト、と問われたら一番にtetsuを

挙げたいのですが、ラルクアンシエルの曲のベースラインは本当に凝っています。

もちろん曲を聴いても分かるのですが、バンドスコアをみると一目瞭然。

とてもベースの楽譜とは思えない?音符が上下に上げ下げしていて

これは弾くの難しいだろうなあ、と思います。

結婚しても守りに入らないで、これからも独創的な楽曲を

つくっていってほしいなあ、と願う一ファンでした。