RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

露出補正とホワイトバランスにこだわってみる

画像

同僚の結婚式(二次会)にお呼ばれしました。

自分がそうだったからですが、こういうときの写真なんかを

あとでもらうとうれしいですよね。

当事者の二人は当然自分でカメラをぽちぽち撮るなんて

余裕はないし……

仕事でも世話になっているから、この際ひとつ気合いを入れて

記録してあげようと思いビデオカメラと一眼レフを持って出かけました。

一眼レフの初仕事。まず、これの利点は図体がでかく、

ぱっと見本物の撮影業者っぽく振る舞えるところです。

おかげで、式場係の人に

「カメラマンの方ですか」

「はい」

「こちらにドラジェが積み上げられてますのでいまのうちに

撮影しておいてください」

「あっわかりました」

 と、わざわざ別室に案内して貰っていろいろ撮ることができました。

(上の写真もそれ)

しかし、実際の撮影は非常に苦労しました。

二次会の会場が暗いんです……

イタリアンのお店で、白熱灯の間接照明。

普通、ストロボを焚かないと真っ暗に写ってしまう状況です。

しかし、私のくだらないこだわり……「フラッシュ発光禁止」が

頭をもたげてきます。

えっなんで光らないの。と撮ったあとによく尋ねられるんですが、

わざとフラッシュ禁止にしてるんです。

私がストロボを使いたくないのは理由があって、確かに

はっきりと撮れるし逆光の時にも顔が明るく写るんですけど、

なんかあの顔のテカリ具合とか背景の奥行きのなさとか

不自然に出来る影が嫌いだからです。

で、フラッシュ禁止にすると、今回の会場では

途方もなくシャッタースピードが延びて、いくら手ぶれ補正を搭載している

カメラでも、三脚なしでは撮れなくなってしまいます。

第一、被写体は動きまわる人物ですから、無闇にシャッターを切ると、

幽霊のような画像に。

私の一眼レフは、感度を最高3200まで設定できるので、

とりあえず1600まで手動で上げて、暗くても写りやすくしました。

※3200にすると、画像がざらざらになっちゃうんですよね。

それでもまだ暗いので、露出補正(明るくしたり暗くしたりするやつ)を、

+1.0に設定してようやく見られる画像に。

でも、一つ失敗があって、白熱灯の下という条件のため

ホワイトバランスをオートにしたままだとなんだか真っ赤な写真ばかりに

なってしまいました。

それに気づいたのが数十枚撮ってからだったんですが(遅い)

これも手動でホワイトバランス:白熱灯、に設定しなおしました。

コンパクトデジカメなんかでも、富士フイルムから出てるやつなんかで、

高感度をウリにしてて実際暗いところでもよく写るやつがあってすごいなあ。と

思うのですが、青空の下の撮影に比べ室内撮影は露骨にカメラの性能と

撮影者のウデが出ると思います。

帰宅後写真をプリントしてみて、修行が全然足りないなあ、と反省しました。