おもしろい。
ウィキペディアなんかで遺伝について調べていたら、
他のサイトまで読みふけってしまった。
中学の理科でおなじみ「メンデルの法則」ですが、
そこで習うのが優性遺伝・劣性遺伝です。
必ずと言っていいほど、「優性というのは優れている、という意味ではなく、
発現の仕方が優っている、という意味だよ」というような注意書きが付されています。
「優劣」といった語感はもちろんのこと、教科書に紹介されるエンドウマメが、
丸が優性、シワシワが劣性、緑が優性、茶が劣性……というように、
いかにも「劣性」の方が「劣っている」ような例ばかりなのが誤解の元ですよね。
で、人間でいう優性・劣性遺伝で代表的なのが血液型で(対立遺伝子の説明は省きます)、
AやBはOに対して優性です。だから、OのBの間に生まれるベイビーは
高確率でB、という予想は見事に的中。
他にも、人間にはこんな優性・劣性遺伝の例が……
(優性→劣性)
目の色(虹彩)・・・ 黒→茶→青
髪の色・・・ 黒→金
耳垢・・・ 湿→乾
髪・・・くせ毛→直毛
皮膚・毛髪の色・・・ 濃→淡
つむじ・・・左巻き→右巻き
身長・・・ 低→高
あと、こんな例も。舌を縦向きに丸めることができる人とできない人がいて、
―私はできない人なんですが―丸めることができる方が優性、だったと
高校で習った記憶があります。妻はこれができるので、
ベイビーもおそらくできるようになるでしょう。
身長は、低い方が優性だったんだ……
髪の毛は、くせ毛が優性とのことで、ベイビーにも私のくせ毛が遺伝する可能性が
大です。
目蓋が一重か二重か、という問題もあります。これは二重が優性のはずですが、
いまのところあまり目をぱっちり開かないので、なんとも判断がつきません。
まあ、最初から二重だった、というよりも成長に従って二重になった、という例の方が
多く見聞きしますし、早合点はよくないですね。