平日のこんな時間帯にブログが書けるのも、平日休みのおかげ。
土曜に会社の発表会があった代わりに、月曜休みをもらうことができました。
多くのお客さんを前にプレゼンするのは、普通の人間には
どえらく負担です。
いつも発表会のあとには熱が出ます。
さて、6月は珍しく3枚CDを買いました。
・河村隆一「ORANGE」
・KOKIA「aigakikoeru」
・陰陽座「黒衣の天女」
どれも非常にお気に入りで、朝の目覚ましにしたり
お風呂MP3プレーヤーなんかで聴いています。
上の3枚のうち、「黒衣の天女」のみヘビーメタルの楽曲で、
ちょっと毛並みの違う一枚。
久しぶりの新譜発売とあって、普段はしない予約までして手に入れました。
期待十分で再生ボタンを押すと、これまた期待通りのサウンドが響いてきて
大満足しています。
陰陽座というバンドは、いつも非常に物語性の濃い楽曲を作るのですが、
今回のは表題曲が母子愛のようなものを織り込んでいたり、
カップリングに子守歌が挟まれていたり(歌詞が難解で、解釈が容易でないのですが)、
なんとなくいまの気分にぴったりだったりもします。
……と、なんとなくレビューを書きかけたら、平野啓一郎氏のブログが目に留まって。
http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/
最新のエントリでは「アマゾンのカスタマーレビュー」について意見を述べられていました。
「現行システムでは、明らかに誰からも支持されてないような不毛なレビューが、
新着というだけで一番上に位置し、ほとんど「作品」と言っていいような完成度の高い
有益なレビューが、多くの人の支持を得ながら下方へどんどん押し下げられて、
次のページへと姿を消していってしまいます。」
ミクシィなんかでもそうですが、基本的にある作品のレビューは、機械的に
新着順に並ぶのが普通で、例えば私なんかが稚拙なレビューを投稿したりしても、
対象の作品によってはずっと最上位に居座り続けることもよくあります。
完成度の高いレビューがもっと上位に表示されるシステムをつくるべき……と
いうような氏の意見には至極納得のいくところで、多くの賛成が得られるのではないかと
思うのです。