RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

闘病記(2)

初めて病気で仕事に穴を空けてしまった。という話の続きなんですが、

社会人になってからだけでなく、中学・高校とも皆勤賞を頂戴し、

大学の講義も、病気欠席したことはない私。

……と書くと、いかにも丈夫な人間に見えますが、

実のところ健康については全く自信が無く、保険証入れの診察券の数が

優に10枚を超えるという、ヘンな自慢をするくらいです。

社会人になってうれしかったのは、初任給でも初ボーナスでもなく、

自前の保険証が手に入ったことでした。これで自分で病院を受診できる…

そんな虚弱なのになんで皆勤賞だったり、無欠勤なの?という問いには、

単に「根性で」カバーしている、と応えるほかありません。

8℃くらいの発熱であれば、知らん顔して学校にも会社にも行ってなりふり構わず

足跡だけはしっかりと残したものでした。

そんな傍迷惑な行動もするカラ元気も、今回ばかりは本当にカラで、

金曜に早退した私は9℃後半の熱にうなされることになり、

地獄の週末を迎えました。

あまりにも熱が高止まりなので、肺炎なんていう強面の病名も頭を過ぎる日々。

不安のあまり近くの総合病院を、特定療養費(2100円)をドブに捨てる思いで

再受診しました。

お医者さんに惨憺たる有様を縷々申し上げると、本当に同情してくださったのですが

結局のところ、肺炎の兆候もなく、いまの投薬を続けていくほかない、という

診断でした。

あ、でも、いつも貰ってるセフェム系抗生物質にかえて、キノロン系のやつを

処方してくださいました。これ初めてなんで、なんか効きそうな気がしました。

果たしてクラビットキノロン抗生物質)は救世主となるのか、と思われたのですが

それも泡沫のごとく消え去り、金・土・日と39℃台の高値安定のまま、

結局翌月曜日を迎えました。

二行で書くとすぐ終わったかに見えるんですが、この間食事といった食事は

全くとれず、日曜の晩は、一睡もできないという人生初の経験をしました。