初めて病気で仕事に穴を空けてしまった。という話の続きなんですが、
社会人になってからだけでなく、中学・高校とも皆勤賞を頂戴し、
大学の講義も、病気欠席したことはない私。
……と書くと、いかにも丈夫な人間に見えますが、
実のところ健康については全く自信が無く、保険証入れの診察券の数が
優に10枚を超えるという、ヘンな自慢をするくらいです。
社会人になってうれしかったのは、初任給でも初ボーナスでもなく、
自前の保険証が手に入ったことでした。これで自分で病院を受診できる…
そんな虚弱なのになんで皆勤賞だったり、無欠勤なの?という問いには、
単に「根性で」カバーしている、と応えるほかありません。
8℃くらいの発熱であれば、知らん顔して学校にも会社にも行ってなりふり構わず
足跡だけはしっかりと残したものでした。
そんな傍迷惑な行動もするカラ元気も、今回ばかりは本当にカラで、
金曜に早退した私は9℃後半の熱にうなされることになり、
地獄の週末を迎えました。
あまりにも熱が高止まりなので、肺炎なんていう強面の病名も頭を過ぎる日々。
不安のあまり近くの総合病院を、特定療養費(2100円)をドブに捨てる思いで
再受診しました。
お医者さんに惨憺たる有様を縷々申し上げると、本当に同情してくださったのですが
結局のところ、肺炎の兆候もなく、いまの投薬を続けていくほかない、という
診断でした。
あ、でも、いつも貰ってるセフェム系抗生物質にかえて、キノロン系のやつを
処方してくださいました。これ初めてなんで、なんか効きそうな気がしました。
果たしてクラビット(キノロン系抗生物質)は救世主となるのか、と思われたのですが
それも泡沫のごとく消え去り、金・土・日と39℃台の高値安定のまま、
結局翌月曜日を迎えました。
二行で書くとすぐ終わったかに見えるんですが、この間食事といった食事は
全くとれず、日曜の晩は、一睡もできないという人生初の経験をしました。