RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

北陸線の想い出

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いよいよ10月21日(土)にJR西日本ダイヤ改正

北陸線の直流化により、新快速が敦賀まで延伸されます。

……といっても、縁のない人にはピンとこない話。

京阪神の上り新快速は現在、長浜まで運行されています。それが、福井県

敦賀まで突っ走るようになる今度のダイヤ改正。大阪なんかからだと、

日本海なんて遥か彼方のように思えますが、電車一本で繋がれるなんて

私にはちょっとした大事件です。

北陸線にはそこそこの愛着があるので少しく感傷的になりますが、

私が子どもだった10年以上前から、「北陸線の直流化を」という願いは

切実だっただけに、ついに実現するのか、と思うと感慨深くもあります。

中学生の頃、新快速が米原から長浜まで延伸されたときも驚いたものでした。

米原・長浜間で電車に乗ると、途中で「電流の切り替え」といって車内の電灯が

一瞬消えるのがきまりだったんですが、それももう無くなったんかな。

直流の琵琶湖線・交流の北陸線の境界を象徴するシーンでした。

雪深い湖北(滋賀)に似合う、白地に青ラインの電車が好きでした。

農村地帯を走るのになぜか「『タウン』トレイン」と呼称されていた419系。

直流化でどこに行くんだろう。お目にかかることもなくなると思うとちょっと寂しい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84419%E7%B3%BB%E3%83%BB715%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A に、詳しく載っていますが、

天井が高く、独特の内装だったのを覚えています。さすがWikipedia

フロントマスクから「食パン電車」とも言われてた……と、これは知らんかった。

冬場になると、降車の際に手動でドアを開けるんですよ。

ぷしゅーっ。て、ドアコックが解除されて。知らない人が時々いて困ったりもしていました。

いまは大阪の「高槻」在住ですが、故郷は滋賀「高月」と、

なぜかタカツキに縁がある私。直流/交流の壁が取り払われて、

郷里との距離がぐっと縮まる気がします。

KBSラジオで、「高槻」→「高月」に大挙して(200人)押しかけるイベントが

あるんだとか。これは行かんとな。