RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

ライヴ

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人生初。

ライブハウスのステージを踏んだ。

26日土曜。

朝6時前に出立。

ギターとエフェクターとあと販売用のグッズでカバンが一杯。

阪急茨木市でメンバーの車に拾って貰う。

朝七時半にはスタジオに到着。

ここから10時まで最終の練習である。

10時にライブハウスにイン。

グッズ販売の準備などしていたら

すぐにリハの順番が回ってきた。

音もバッチリである。

僕はこの日のマーシャルJCM2000に照準を合わせて

綿密な音作りをしてきたのだ。

続々とお客さんが入る。

僕の緊張度も上がっていく。

僕が声をかけた知り合いも多数来てくれている。

一人ひとりにあいさつ。

対バンの人はいずれもうまい。うますぎる。

僕がここでショボいパフォーマンスを披露するわけにはいかない。

いよいよ僕らの番。

用意していたSE、パラダイス銀河に合わせて登場。

軽いあいさつのあと、

一曲目に突入。

僕は結局楽譜を暗記することを諦め、

マイクスタンドに固定したアイパッドに歌詞を表示させる。という

手抜きを決行したがこれが功を奏し、

観客とは目が合わないし楽譜を忘れるという不安もなく、

ちょっと曲に合わせてノッてみたりするくらい余裕ができた。

二曲目も順調。

三曲、四曲目も無難にこなした。

無論、弾き間違いは分かっているだけでもごまんとある。

しかし、そもそも音作りの中でそれほど重要でない

僕のパートの出来は、恐らく全体へはそれほど影響しないはずだ。

五曲目を演奏し終え、

ステージを後にした。

観客はみな温かく、僕にまで歓声を飛ばしてくれた。

人生の中でこれほど多くの人たちに、一応好意的に

名前を呼ばれたのは初めてである。

その後、ライブイベントは次々と登場する凄いバンドの人たちの

おかげで、盛況に終わった。

僕が作ったグッズもそこそこ買って貰え、

満足である。

実に清々しい気分でライブハウスを後にした。

いつかまたここのステージに立ちたい。