RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

義務

この三日間は激烈に忙しく、

消耗。

昨晩は保育園の帰途、豚児豚二を連れ上宮天満宮の門前に市が立つ

天神まつりに参上。

フライドポテト唐揚げチョコバナナベビーカステラを購入。

計1100えん。

スーパーボールすくいとキャラクターすくい

計700えん。

露店の人たちは儲かって仕方がないだろう。

だが、行きたいと言ってゴネた当の豚児の調子が悪い。

どちらかというとメンタル面の不調。

ぼーっとして反応が鈍い。

表情が暗い。

原因はいろいろあるが

月曜の耳鼻科でも異変を察して

柴胡桂枝湯を処方して貰った。

ところで、小学校入学を控え

より一層ダークになることが懸念される豚児。

こちらがむしろ正しい反応だと思うのだけれども、

しかし一般的には

「小学校は楽しいところ」と喧伝され、

入学を楽しみにする。のが常とされている。

本当に小学校は楽しいところなのだろうか?

無論、全く楽しくない。と全否定はできないものの、

学校はあくまでも勉強するところであり、

遊ぶところではない。オマケ的に休憩時間が付加されてはおり、

そこで遊んだりもできるが基本、勉強する時間の方が

圧倒的に長い。

勉強が楽しくてしょうがない、というのは二宮金次郎など

ごく一握りの人間に限られ、圧倒的多数は先生や親が手を尽くして

なんとか机に向かわされるのである。

僕も無論後者で、漢字の書き取りや計算問題なんかを

楽しいと思って自分からやったことなど一度もない。

ただし、一応はやった。

やらなければならないからである。

学校の先生はいろいろ工夫して子供が少しでも

飽きないように授業してくれているが、

それでも基本、勉強は退屈でつまらないことの方が多い(と思う)。

ただ、面白くないからといってやらないわけにはいかず、

好むと好まざるとに関わらずやらねばならないのを

義務という。

小学校は楽しいから行くのではなく、

義務だから行くのである。

だから、小学校に行くために必要なのは

「期待」ではなく「覚悟」だと思う。

・・・というのを、豚児に言うと一層ダークになるだろうから困ったが。

仕事もそうである。

日本国憲法に勤労の義務が明記されている以上、

僕は今日も出勤せねばならない。と自分に言い聞かせる。

極端に言えば、生きることもそうだ。

「なぜ生きるの」と聞かれたら僕は、

「死んだらあかんから」と答える他ない。

だからがんばる。