RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

ステップ和琴

土曜。

このへんの小学校では一斉に運動会を行う日らしく、

朝から場所取りに並ぶ姿とか9時を過ぎたら

マーチ調にアレンジした音楽がにぎやかに流れたりしていた。

僕も豚児の予習のためにちょっと見学など。

僕は運動会が好きだ。

毎年書いているが、棒倒しとか、騎馬戦とか。

リレーも勿論見ていて楽しい。

運動会の華とも言うべきダンスやマスゲームなどは、

まあ、見るのは嫌いではないが、いつも思うのは

上の例えばリレーのような「競技」は

隣人を敵として扱うのに対し、

下のダンスのような、例えば組体操といった「演技」は

隣人とは同志として協力しなければならないのであって、

子供心に混乱するのではないかと余計な心配をしてしまう。

運動会でよく用いられる

いわゆる「心を一つに」系のスローガンは下の「演技」に

向けられているのであって、

徒競走で隣のコースの者同士が心を一つにするのは

難しいというか矛盾そのものである。

なので、僕は

「真の運動会」と「心の運動会」を分け、

「真」に徒競走や団体競技を、

「心」に団体演技を配し、

それぞれに異なったスローガンを掲げるのがよいのではないか。

と思った。

日曜。

珍しくひさしぶりに電車でお出かけである。

家族連れで梅田のデパートでお買い物という、

サザエさん宛らの休日の過ごし方。

豚児が保育園で和琴を習っているらしく、

自宅でも練習するために「お爪」を買いたいとのこと。

ただ、和楽器のお店というのがなかなか近くになく、

人に教えてもらったのが某百貨店であった。

僕はギターのピックみたいなものだろう、と

軽く考えていたが和楽器というのは奥が深く、

1まんえんを超えるようなツメもあって思わずのけぞった。

これは象牙製らしいが、どう音に影響するのだろう?

プラスチック製のものはまあ、1000えん台から販売されていたが

それにしても高いものである。

その後、環状線で移動、京セラドームへ。

オリックス日ハム戦を観戦。

隣にできたイオンモールにも参上。

僕が観戦した試合はいつも負ける。

先発の松葉投手がわずか2回で降板。

打線も見せ場がなく残念であった。

プロ野球のシーズンも間もなく終わる。

さぶくつめたくくらい季節が来る。