RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

リスクマネジメントの4パターン

今日は無事に保育園に行ってくれた豚児と豚二。

良かった。お陰で仕事が出来た。

そんな危機を招来してしまった今週を反省すべく、

昨日からずっとリスクマネジメントについて考えている。

ファイナンシャルプランナーでもある僕は、

保険(生命保険、損害保険)についても多少の心得があるが、

リスクマネジメントを考える際、以下の4パターンを

軸にすることが多い。

1.リスク回避

2.リスク低減

3.リスク移転

4.リスク保有

1.の回避。は、リスクを抱える行為それ自体を回避する。

ということで、

今回のケース「子供が病気になる」というリスクであれば、

「そもそも子供をもたない」という選択が回避である。

「交通事故を起こす」というリスクを回避するには、

「そもそも車を運転しない」ということになる。

言ってみれば、かなり極端な選択だろう。

2.の低減。というのは文字通りリスクの発生確率や影響を低減する。

ということで、

「子供が病気になる」というリスクの場合、

a.「毎日身体を鍛えて病気にかかりにくくする」とか、

b.「子供が病気になったら誰かに看病して貰う」である。

もちろんこれがうまくできれば一番よい。が、

a.b.いずれも莫大なコストがかかることが難点である。

3.の移転。というのは例えば生命保険がそれである。

自分が抱えるリスク(病気とかケガとか死とか)を、

生命保険をかけることによって保険会社に「移転」するのである。

これで、自分がガンになったら自分だけでなく

保険会社も一緒に痛みを分かち合ってくれるのである。

僕が抱える「子供が病気になる」というリスクの場合、

例えば「子供が病気になったらベビーシッター兼看護師を派遣します」

といった「子供ピンチ保険」みたいなものがあるとして、

それに僕が月1まん5せんえんの掛金で加入する。といった感じだろう。

例として高額な掛け捨て保険を挙げたが、これくらいコストがかかると

みてよい。

4.の「保有」は、結局ほっとく。ということである。

多少のリスクには目をつぶり、特に対策を立てない。ということになる。

そんな馬鹿な。と思うかもしれないが、

ヘタにコストをかけて低減や移転を試みるより、

リスクが発生したらしたで諦める。というのも一つのテである。

いままで僕は無自覚に4.をとっていて、

結局リスクマネジメントに失敗した訳だが、

次にどんな選択をすればよいか考えている。

1.がダメな以上、

2、3のいずれかになるのであるがそれはまだ結論が出ていない。