相変わらず凄い。
しまじろうの人気である。
我が国のキッズに絶大な人気を誇る
縞次郎一座が、大阪は枚方市民会館に参上。
たまには。と僕は豚児を連れて馳せ参じたのだった。
一昨年にも一度しまじろうコンサートには来ているが、
その時はキリスト降誕をモチーフにした宗教劇みたいなやつで、
力を希求し観客を鼓舞、最後に奇蹟を呼んだ縞氏はまるで
預言者そのものだったのを覚えている。
今回は一転して民俗学チックというか、
ミクロネシアかどこかが舞台の、
ここでしまじろうはこの縞、いや島の精霊と
交信、自らシャーマンと化してまた奇蹟を呼ぶのだった。
相変わらず凄い奴である。
今回も舞台のみならず二階席通路まで
一座のおねえさんが登場、観客を煽る。
今回も宗教的昂揚でオーディエンスの一体感も半端無かった。
歌声がホール一杯に谺する。
哀哀、哀哀、哀哀、哀哀、
覆、去る惨だよ。
哀哀、哀哀、哀哀、哀哀、
皆、身の死魔の。
観客全てが島、いや縞の一員になった瞬間であった。
初参加の豚二にはあまりに衝撃的だったのか
昨晩もほとんど寝てくれなかった。
眠れないのはキツい。
疲れる。