9時半から17時半までずっと講義を聴いたうえ、
帰途の満員電車のせいでへろへろになって帰宅した。
普段はVOX号でとことこ通勤しているから、
通勤ラッシュというのにお蔭様でお目にかかることはないが、
研修で大阪市内に出張するたびにラッシュの洗礼を浴びる。
それも今日が最後である。テストさえクリアすればこっちのものだ。
外に出てみるといろいろ新しい発見があるもので、
昨日は体重が180kg超という人の話を聞くことができた。
僕が3人片方の天秤に腰掛けてもまだ釣り合わないほどの巨漢である。
巨漢と聞いて真っ先にイメージするのは相撲の関取などであるが、
たとえば元朝青龍関とかでも体重は150kg、
幕内力士の平均もだいたいそれぐらいだそうで、
180kgもあればお相撲さんのなかでもまあ大きい方に入るのである。
180kgというのは僕に120kgの錘を担いで24時間暮らせというもので、
僕なんかは24時間どころか瞬時に圧死であろう。
しかしこの人は120kgの錘を24時間担いで暮らしているのであり、
その筋トレ量といったら想像を絶する。
現に180kgの体躯でしゃべり、歩き、生活しているのだから
常時凄まじい筋力でこれを支えているのである。
仮にこの人が時速10kmで小走りで体当たりしてきたら、
それは僕が時速約18kmで走って体当たりするに等しい。ということである。
・・・余計意味が分からんか。
ともかくお相撲さんが強い理由がようやく分かった。
僕も通勤ラッシュに負けずにがんばる。