RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

ライヴ

たのしかった。

自治会の回覧板によると

近所の小学校で開催される夏祭りで、

カラオケ大会参加者大大募集中。ということで

応募用紙も同封されており僕は

「曲目:ROSIER」と記入、

主催者の自治会長宅ポストに投函したのだった。

で、一週間後自治会長から

「歌っていいよ。マジレベル高いからよろしくね」と

連絡があった。

僕がここのところ頻繁に一人カラオケに行っていたのは

上記の理由からである。

本当は今朝にでも当ブログでライブの告知をしたかったが

生憎の雨模様。こりゃ延期ちゃうんかな。と

RYUICHIモデルのブレスレットを外しながら

ブログを書く手を止めたのだった。

会場を見に行ったら普通に開催する準備、

雨でもやるようだ。

明日も雨らしいし。

さて、僕の順番はまさかのトップ、

後で聞くと単に年齢順だったそうだが。

ステージに駆け上がるとイントロが鳴った。

うわ早え。

ステージで準備する間もなく歌い始めたが、

この感覚。

最高だ。

老若男女のオーディエンス。

ぽかんと口を開けて閉じない者。

眉間に深い皺を刻んでいる者。

「ママやっぱり焼きそばがいい」と興味のない者。

そんなオーディエンスと渾然一体となって

ROSIERは直線的なベースラインを刻み続けた。

ROSIERは過去に何百回と歌っているので

モニターに映し出される歌詞は邪魔でしかない。

輝く星さえ見えない都会、大阪である。

僕はRYUICHIになりきって歌い終えた。

ざわざわとしたノイズに紛れて疎らな拍手。

最高だった。

興味なさげだった自治会長と無理やり固く握手を交わし、

来年のエントリーを約束した。

来年もルナシーを歌おうと思う。