不謹慎な話だが、
小学生の頃は
台風が襲来し暴風警報発令すると→学校休校。というきまりだったので
台風が接近するとテレビの前に齧り付き、
台風情報で進路予想を具にチェック、
予報円が滋賀にかかっていると小躍りし、
しかも予報円が告げる時刻が朝方付近であったりすると
休校を確信し喜びに沸いたものだった。
・・・という、台風は退屈な少年時代において
夏/秋の貴重なイヴェントだったが、
今もその名残でつい、台風の接近が報じられると
ある種の期待感みたいなものが萌してしまう。
不謹慎な話だが。
しかし、立場を変えた今となっては台風の接近は
迷惑でしかなく、
会社は暴風警報発令下でも休みにならないし
そればかりか荒れた植栽の片付けなんかが翌日に控えているし、
物流が滞るし、
何より保育園が休園になってしまうのが痛い。
・・・それでもなお、台風が来て
窓の外のぴゅううという風切り音や
ごおおという唸り声に耳を澄まし、
台風すげえ。と感嘆してしまうのはなぜかとちょっと考えた。