RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

原付のバッテリー交換と貧困の果てでFP

悲劇は繰り返す。

ここ二ヶ月で

最新デジカメを喪い、

DVDレコーダーを荼毘に付した。

DVDレコーダーの後継として

ブルーレイディスクレコーダーを多額の経費をかけて

購入したのは過日のエントリに新しい。

貧困に拍車をかけ、

転落していく人生の坂道を

必死に上ろうとしていた僕であるが、

その僕の足、いや翼とも言うべき愛車、

VOX号のエンジンがかからなくなって早や3ヶ月になる。

セルモーターが回らないのでいつも発車のたびに

がちょん。と蹴ってエンジンを掛けているのだが、

素人目にもこれはバッテリーの疲弊。

次のエンジンオイル交換の時に一緒に見てもらお。と

暫く我慢していたのだが今日。

エンジンオイル交換目安の距離に達した。

近所のアットホームなバイク屋さんに行った。

ここはVOX号がいつもお世話になっている。

「あのう。エンジンがかからないんです」

「あーこりゃあバッテリーだねえ」

「やっぱりそうですよね」

「えーとこの型、あったかなあ。ごそごそ。あ。あった」

「よかった。じゃあバリバリなやつに交換してください」

「結構しますよ」

「そうなんですか。(5せんえんくらいかなあ)」

「メーカー希望小売価格が2まんえんです」

「えっ」

「すこしは値引きしますよ」

「あっあのう。クレジットカードって使えますか」

「ウチないんですよ」

「マッジーヤッベー。手持ちがないよ」

「まあ新バッテリーは充電に時間がかかるかから明日以降になりますよ」

「そうですか。背に腹は替えられないしお金下ろしてきます(モビットで)」

「バッテリーがくたばると、キックしても動かなくなるからねえ」

「そうなんですか。はやく新しいやつをつけてあげたいです」

エンジンオイルを交換して貰ったが、

ついでに空気を入れてくれたりブレーキの調子を調整してくれたりと

ここは本当に親切である。

で、僕は全く気づいていなかったがなんと

ブレーキランプが切れていたようであった。

危険極まりない。

お陰で僕が事故を起こす前に直して貰うことが出来た。

今日来て良かった。ありがとうバイク屋さん。

バイク屋さんには全く責任はなくメーカーの問題だが、

僕は通帳と睨めっこしながら

瞼から汗のようなものが滲んでいるのに気づいた。

僕はいま日本で一番貧困なFPに違いない。

僕は僕のような貧者をこれ以上生まないためにも

貧困救済に特化したFPを目指すのである。